DIET2

ダイエットに成功したいならば、まずしっかりと睡眠をとることが重要だと海外ニュースサイト『Press Association』が報じています。専門家による新しい調査結果によると、なんでも適切な睡眠をすることで脂肪の減少を増加させるだけではなく、空腹を制御することができるというのです。はたしてどういうことなのでしょう。

シカゴ大学の研究団は、カロリー制限されている肥満体型の35~49歳の10人に対して研究を行いました。

まず、一夜あたり8.5時間の睡眠を2週間続けたあと、5.5時間に減らして2週間続けるというもの。まず、睡眠時間を良くとった方は14日間の間で、10人全員が約3kgの減量に成功しかし睡眠を減らすと、減量に成功した彼らの半数以上がリバウンドしてしまったそうです。


十分な睡眠をとることで、食欲を落とす要因にもなっているのだとか。基準値のグレリン(胃から分泌され、摂食促進作用などがある成長ホルモン分泌促進ペプチド)は、8.5時間睡眠をとっている間は数値に変化はなかったのに、 5.5時間にすると彼らのグレリンレベルは2週間で上昇したそうです。


また、実験中の食生活ですが、運動をしなくても体重を維持するために十分なバランスの良い食事をとっていたとのこと。 実験中は1日あたり約1,450カロリーが保たれ、被験者が起きている間はオフィス仕事やレジャー活動に費やすなど、定められた規則正しい生活をしていたそうです。


 近代社会ではごく当たり前になりつつある不眠ですが、身体を壊しがちになるだけではなく、ダイエットにも相応しくないようです。ダイエットを志す方は、まず睡眠から変えてみてはいかがでしょう。

転載元:http://youpouch.com/2010/10/06/091839/